デリケートゾーンの悩みって誰にも相談できないですよね。
・みんなデリケートゾーンの臭い対策ってしてるの?
・友達に相談したいけど、恥ずかしいから言えない
・オリモノの状態がおかしいけど、これって病気?
デリケートゾーンの臭いの原因は、オリモノの状態を見ることで誰でも簡単に探ることができます。
そのまま放っておいても、デリケートゾーンの臭いはどんどん悪化していくだけです。
オリモノが正常な状態なら、簡単な自宅ケアでデリケートゾーンの臭いは改善できます。
この記事では、「デリケートゾーンの臭いの原因」から「最新の臭い対策方法」までを徹底解説しています。
この記事を読むことで、デリケートゾーンの臭いから解放されて、大好きな彼に罪悪感を持つことも無くなります。
デリケートゾーンの臭いの原因はオリモノで見分けられる
オリモノは、体の異常を知らせるサインです。
まずは、身体からのサインが出ていないかどうか、オリモノの状態をチェックして確認しましょう。
・乳白色・クリーム色のオリモノ
乳白色・クリーム色のオリモノは、正常な状態です。
性病や何らかの菌に感染しているわけではありませんが、膣内外に雑菌が繁殖してデリケートゾーンの臭いが強くなっている可能性が考えられます。
後述で詳しい説明がありますが、オリモノの状態が正常なら簡単な自宅ケアですぐに改善できます。
・生臭い・魚臭いオリモノ
生臭い・魚臭いオリモノは、「細菌性膣炎」である可能性が考えられます。
細菌性膣炎は、タンポンの抜き忘れや洗いすぎなどをきっかけに、ブドウ球菌、連鎖球菌、大腸菌などの病原菌が繁殖することで発症します。
これらの病原菌が膣内部で増殖すると、膣壁を傷つけてしまい黄色い膿のようなオリモノが出ることもあり、場合によっては強いかゆみも伴います。
放っておいて自然に治る病気ではありませんので、医師から抗生物質や軟膏などを処方してもらう必要があります。
・水っぽいオリモノ
水っぽいオリモノの場合は、セックスによる性感染症の疑いがあります。
・クラミジア
・淋病
・トリコモナス症
これらはボピュラーな性病で、主にパートナーとの性交渉、オーラルセックスなどで70%〜80%の確率で感染します。
男女ともに自覚症状がないこともあり、気づかないまま放置してしまいがちな性病でもあります。
クラミジア・淋病・トリコモナス症も放っておいても治りませんので、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
女性の場合は、膣錠を飲むことで7日〜10日程度で治せます。
・白く、ポロポロしたオリモノ
オリモノが、酒粕やヨーグルトのように白くポロポロしている場合は、膣カンジダ症である可能性が考えられます。
膣カンジダ症は、常在菌として存在する「カンジダ菌」が異常繁殖することで発症します。
カンジダ症は、クラミジアのように性交渉によって「うつる病気」ではないのですが、ごく稀にパートナーに感染させてしまうことがあります。
カンジダ膣炎も、医師による治療が必要になりますので、念のために完治するまではパートナーとの性行為も控えましょう。
・茶色いオリモノ
茶色いオリモノは、2パターンの原因が考えられるため、見分け方がすこし厄介になります。
ひとつめは、「生理の経血が、膣内に残っていた」というパターンです。
こちらは、生理の経血が残っているだけなので、とくに問題はありません。
問題なのが、ふたつめの「子宮頸がん」のケースです。子宮がんを発症している場合は、すぐにでも治療が必要になります。
茶色いオリモノがしばらく続いている場合は、子宮頸がんの疑いがありますので、早急にがん検診を受けることを推奨します。
オリモノが正常なら臭いの主原因は雑菌
オリモノの状態が正常なら、デリケートゾーンの臭いの原因は間違いなく「雑菌の繁殖」です。
雑菌が膣内部で繁殖すると、自浄作用が働いて「デーデルライン桿菌」という乳酸(オリモノ)まで、雑菌と一緒に洗い流してしまいます。
結果的に、乳酸(オリモノ)と雑菌、あるいは皮脂や汗などが混ざり合わさって、デリケートゾーンから強い臭いを発するようになります。
・雑菌をスッキリ洗い流せばデリケートゾーンの臭いは改善する
デリケートゾーンの臭いを改善するには、膣外部にこびりついた雑菌やオリモノを綺麗に洗い流す必要があります。
「それなら、お風呂に入ってしっかり洗っているから大丈夫」と思うかもしれませんが、根本的な洗い方がそもそも間違っているのかもしれません。
洗いすぎると、かえってデリケートゾーンにダメージを与えてしまい、さらに雑菌を増殖させることがあります。
では、デリケートゾーンはどのように洗えば良いのでしょうか。
デリケートゾーンは正しく洗うことで臭いが改善される
ここから、デリケートゾーンの間違った洗い方を説明していきます。
該当する方は、行動そのものがデリケートゾーンの臭いを悪化させているかもしれません。
・間違った洗い方はデリケートゾーンの臭いを悪化させる!?
・市販の石鹸・ボディーソープで洗うはダメ
市販の石鹸・ボディソープは、アルカリ性であることが多く、弱酸性で保たれているデリケートゾーンには合いません。
デリケートゾーンがアルカリ性に傾くと、雑菌が繁殖して臭いが悪化します。
そればかりか、市販のボディーソープは洗浄力が強すぎるため、雑菌の繁殖を抑えている常在菌まで一緒に洗い流してしまいます。
常在菌が減少すると、オリモノの量が増えて臭いの悪化を加速させ、場合によっては細菌性膣炎・膣カンジダ症などを発症させます。
・ビデ(水)だけでは雑菌・オリモノが洗い流せません
ビデ(水)ではオリモノが洗い流せず、また雑菌を根絶やしにすることができません。
水で洗ってもすぐに雑菌は復活して、また元の状態に戻ってしまいます。
↓
デリケートゾーンは、弱酸性のデリケートゾーン専用石鹸を使って、やさしく洗うのが基本です。
・デリケートゾーン専用の石鹸なら安心
デリケートゾーン専用石鹸は、常在菌と同じ弱酸性なので、良い菌はそのままに悪い菌のみを洗い流してくれます。
雑菌とオリモノだけを洗い流してくれるため、使い続けることでデリケートゾーンの臭いがだんだんと改善されます。
雑菌が洗い流されることで、悪玉菌有意から善玉菌有意の状態になって、膣内部のバリア機能が高まるからです。
嫌なデリケートゾーンの臭いから解放されたいのなら、毎日デリケートゾーン専用の石鹸を使って洗うようにしましょう。
・2018年最新!デリケートゾーンの臭い対策法
・デリケートゾーン専用の石鹸
・膣内洗浄
・デリケートウェットシート
デリケートゾーン専用の石鹸は、あそこの臭い対策のマストアイテムです。
少しハードルは高いですが、産婦人科に行って膣内洗浄をお願いしてみるのもひとつ。
膣内洗浄は、シャワーや入浴では洗えない膣内部の雑菌まで洗い流せるので、即効性の高い方法になります。
最近では、「デリケートウェットシート」という製品も販売されており、お出かけ先でさっと一拭きするだけで、雑菌やオリモノを簡単にふきとれます。
デリケートウェットシートは、あらゆるメーカーで販売されているため、薬局で気軽に購入できます。